報告書

公共部門における人的資源管理

公共部門における人的資源管理


A5判 219p
定価550円(本体価格500円+税10%)

 

 

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2011年に国と地方の協議の場が法律により設置され、国と地方六団体によって、社会保障・税一体改革や子ども手当などについて議論されているが、この国と地方との協議を実りあるものにするには他国の制度や運用も参考にする必要があると考え昨年度から三ヶ年計画で英国(イングランド)における地方制度等の調査に着手したところである。

本ブックレットは各国の人事モデルやその運用を述べるのみならず、 現在地方政府が直面している諸課題をまず直視し、そのうえで様々な人事モデルを、更にその運用(採用・管理・人材育成)について述べており、他国の人事制度とその運用を知る上で示唆に富む 『Human resource management in the public sector』(ピーター・スマート、稲沢克祐著)の邦訳を収めるとともに、同書の背景にある英国の自治体構造改革についても、同国の地方自治制度に詳しい稲沢克祐関西学院大学教授に「日本語版まえがき」においてご解説いただくなど、読者の理解を深めるための工夫を加えたところであり、地方自治関係者に少しでもお役に立つことを願うものである。

 

第1部 人的資源の課題と解決策

第1章 困難な時代の困難な課題

第2章 人的資源管理のモデルとマップ

 

第2部 人的資源管理の諸相

第3章 戦略的洞察力と解決策

第4章 組織デザインと組織開発

第5章 人材供給計画

第6章 学習と人材(タレント)開発

第7章 業績と報酬

第8章 労使関係と職員エンゲージメント

 

第3部 人的資源管理部門の将来

第9章 人的資源管理部門の方向性とマネジメント

第10章 公共部門の人的資源管理部門 次のステップは?

 

 

 

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