報告書

これからの地域振興―市町村合併を踏まえて―(ブックレット18)

これからの地域振興―市町村合併を踏まえて―(ブックレット18)


A5判 75p
定価550円(本体価格 500円+税10%)

 

amazonでの購入はこちらから

 

いわゆる「平成の大合併」によって多くの市町村が合併を経験することとなったことなどを背景に、都市自治体では新たな地域振興の方策を講じることが必要となってきました。一般に合併後の市町村においては、合併そのものに多くのエネルギーが費やされてきたために、その後の地域振興に関する体系的な検討は後回しになっている場合があります。
(財)日本都市センターは、このような問題意識のもと、平成19年8月1日に都市自治体関係者、都市シンクタンクの研究員、市立大学の研究者等を対象とした「第4回都市政策研究交流会」を、「これからの地域振興~市町村合併を踏まえて~」をテーマに実施いたしました。このブックレットは、その際の講演および事例報告の内容をとりまとめたものです。

講演1 「合併後の市町村の地域振興」

(一橋大学院商学研究科教授 関 博満)
はじめに
1.震災発生に対する構え
2.経験がものをいう
3.復興に大切なことは
4.岡山県の産業政策
5.単独村政をとった新庄村のケース
6.3つのタイプ
7.元気な自治体

講演2 「合併後の市町村振興とまちづくりを担う人材」

(法政大学現代福祉学部教授 岡崎 昌之)
はじめに
1.平成の市町村合併がもたらしたもの
(1)基礎自治体の変容
(2)市町村振興、まちづくりの停滞
(3)これからのまちづくりに向けて
2.市町村合併後の市町村振興
(1)新自治体内の融和と個性
(2)小規模地域からのまちづくり
3.新しいまちづくりを担う人材
(1)地域と住民の視点からのまちづくり再考
(2)まちづくり課題の変容と専門性
(3)地域危機管理、地域資源管理

発表1 「豊田市足助地区における合併後の地域振興の取組み」

(豊田市役所足助支所地域振興担当副主幹 竹田 康孝)

発表2 「阿蘇地域における”スローな阿蘇づくり”の取り組み」

((財)阿蘇地域振興デザインセンター事務局長 坂本 英俊  同局局員 石松 昭信)
1.スローな阿蘇づくりへのステップ
2.どうやって集客するか
3.行政との関わり
4.会場との質疑応答

 

 

前のページに戻る
ページTOP