報告書

都市の地域ブランド戦略―地域経営の新たな視点―(ブックレット20)

都市の地域ブランド戦略―地域経営の新たな視点―(ブックレット20)


A5判 117p
定価550円(本体価格500円+税10%)

 

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地域経済を活性化するため、「地域ブランド」を構築しようとする動きが近年活発になっている。とりわけ、それぞれの地域にとってブランド化という考え方は注目されているものの、どのようにしてそれを地域活性化にまで結びつけていくのかが明らかではない。また、魅力ある観光名所や地産品は国内外に数多くあり、それらとの差別化もまた大きな課題となっている。加えて、こうした地域とその地域の産物のブランド化への自治体の関わり方もまた、大きな問題となっている。こうした課題に対して、都市自治体は効率的に施策を行っていくことが求められている。
このブックレットは、こうした問題意識のもと、「都市の地域ブランド戦略~地域経営の新たな視点~」をテーマに、(財)日本都市センターが全国の都市自治体関係者を対象にして開催した、第10回都市経営セミナー(平成20年7月2日実施)での基調講演、事例報告及びパネルディスカッションの内容を取りまとめたものである。本書が全国の都市自治体はもとより、広く関係各位にも活用されることを期待したい。

基調講演「都市の地域ブランド戦略」

(平安女学院大学国際観光学部教授・学部長佐藤喜子光)
はじめに
1.ブランドとは
2.ブランド戦略とは
3.観せる“観光”の今日的意義
4.観せる観光と地域ブランドづくり
5.都市の地域ブランド戦略とは

事例報告1「八戸市における地域ブランド戦略」

(青森県八戸市長小林眞)
はじめに
1.八戸の地域資源とブランド化の試み
2.八戸せんべい汁等のブランド化

事例報告2「佐世保バーガー&九十九島かき~よその街にはない美味しいもの~」

(元佐世保観光コンベンション協会課長永井美穂子)
はじめに
1.佐世保のイメージ
2.佐世保バーガーのブランド化
3.ブランド管理の難しさ
4.九十九島かきのブランド化

パネル・ディスカッション「都市の地域ブランド戦略」

コーディネーター:フリーアナウンサー青山佳世
パネリスト:学習院大学経済学部教授青木幸弘
パネリスト:青森県八戸市長小林眞
パネリスト:元佐世保観光コンベンション協会課長永井美穂子
都市の地域ブランド戦略へ地域経営の新たな視点
パネルディスカッション
質疑応答

 

 

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