都市調査研究グランプリ

第4回都市調査研究グランプリ 受賞者の声

第4回都市調査研究グランプリ 受賞者の声

最優秀賞・常総市

この度は,都市調査研究グランプリ(CR-1グランプリ)最優秀賞という大変名誉ある賞をいただき,心より感謝申し上げます。関係者一同喜んでおります。

常総市では,平成24年2月に「国立大学法人筑波大学と常総市との連携及び協力に関する協定」を締結し,大学及び市が相互の連携・協力により,市における地域の課題に適切に対応し,活力ある個性豊かな地域社会の形成及び発展に寄与することを目的に,様々な連携事業を実施しています。 「常総市予約型乗合交通の最適化に関する研究」では,平成21年10月から当市で運行しているデマンド交通について,実際の運行データを用いて車両数や車両規格に関する定量分析を行った上で,より効率的な運行方法を提言いたしました。これは,客観的な視点での政策評価という意味でとても意義のあるものであると認識しております。

今後も,市政の発展のため,さまざまな課題に取り組んでまいりますので,情報共有やご指導の程よろしくお願いいたします。

最後に,応募から授賞式に至るまで親切にご対応いただきました日本都市センター様に感謝申し上げます。当グランプリの益々の発展を祈念して,結びとさせていただきます。

 

<国立大学法人筑波大学・常総市共同研究 研究成果報告書「常総市予約型乗合交通の最適化に関する研究」>

※報告書本文はこちら

 

優秀賞・川崎市

この度は、都市調査研究グランプリの自治体実施調査研究部門優秀賞という栄えある賞をいただき、心から感謝申し上げます。

川崎市では、職員の政策形成能力の向上と研究成果の施策への反映を目的として、政策課題研究事業を実施しています。平成24年度の調査研究である「防災の視点を取り入れたまちづくり」では、震災対策について、ハード的な視点からの「避難施設の確保と活用方法」、及びソフト的な視点からの「目的に即した防災訓練の手法」の2つの課題について、指定都市へのアンケート調査や国内外の自治体等へのヒアリング調査などの内容を基に、「公助」「共助」「自助」による防災の視点を取り入れたまちづくりについて提言を行いました。今回の研究成果が、各自治体で防災に取り組まれている皆様に、少しでも役立てていただけましたら幸いです。

これからも政策課題の解決に向けて、調査研究に取り組んでまいりますので、皆様の御指導をよろしくお願い申し上げます。

 

<平成24年度政策課題研究報告書「防災の視点を取り入れたまちづくり」>

※以下のURLにて概要を公表しています(川崎市HPへのリンク)。

http://www.city.kawasaki.jp/200/page/0000047379.html

 

優秀賞・高松寛之氏(帯広市)

このたびは、都市調査研究グランプリ(CR-1グランプリ)職員自主調査研究部門優秀賞という栄えある賞をいただき、心より感謝申し上げます。

今回の調査研究である「帯広市における買い物弱者の将来推計」につきましては、高齢により日常の買い物等に困難を来している、いわゆる「買い物弱者」が帯広市内に現在どれほど存在し、そして将来どのように推移していくのか、既存の資料とGISを活用して推計したものです。

特段、誰かの指導等を受けることなく、インターネット上の情報等を参考にしながら試行錯誤して個人で作り上げたものであるため、応募の際はどのような評価となるか不安に思っておりましたが、結果として優秀賞をいただき、大変嬉しく思っております

自治体により事情は異なると思われますが、内部、外部を問わず、職員個人の調査研究に対して検証、評価を受けられる場は必ずしも多くないのではないかと思います。このCR-1グランプリは、その点で貴重な機会を提供していただいていると思いますので、本グランプリのますますの発展と、より多くの都市自治体職員の参加を心より祈念いたします。

 

<「帯広市における買い物弱者の将来推計」>

※以下のURLにて研究内容を公表しています(受賞者個人サイトへのリンク)。

http://obimame.xii.jp/kaimono/kaimono-01.html

 

奨励賞・町田市

この度は、都市調査研究グランプリ(CR-1グランプリ)奨励賞という栄えある賞をいただき心より感謝申し上げます。

町田市では、「町田市新5ヵ年計画」の重点事業として2012年度から「ひきこもり者支援体制推進事業」に取り組んでいます。この事業では、ひきこもり当事者の自立を支援していけるように各関係機関の協力体制を整備し、相談・支援体制の充実を図り社会参加しやすい地域づくりをしています。本事業での達成に向けて①市内のひきこもり等の現状と実態を把握する。②効果的な支援体制を検討する。③地域ネットワークを構築し力を合わせて支援力を向上させていく。の3つの段階的な目標を掲げ取り組んでいます。

今回受賞をいただいた市内のひきこもりの現状把握に関する調査研究「1.市民意識調査2.民生委員・児童委員意識調査3.社会資源調査(精神保健医療分野)」は、目標①の達成に向けて行ったものになります。現在、本事業を開始して3年目となりましたが、この調査を基に目標②③の段階に入り、各関係機関との連携の強化を図っているところです。

今後も本事業に取り組んでまいりますので、皆様のご指導をよろしくお願い申し上げます。

 

<若者の自立に関する調査>

※以下のURLにて調査内容を公表しています(町田市HPへのリンク)。

http://www.city.machida.tokyo.jp/iryo/hokenjo/kokoro/chosahokoku.html

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