第9回 国のかたちとコミュニティを考える市長の会≪地域主権改革≫ ≪効率的な行政運営≫
第9回 国のかたちとコミュニティを考える市長の会≪地域主権改革≫ ≪効率的な行政運営≫
A5判 73p
定価550円(本体価格500円+税10%)
amazonでの購入はこちらから
市長・区長有志が都市自治体の直面する政策課題について自由に議論する「国のかたちとコミュニティを考える市長の会」(2005年10月発足)は、2010年8月2日、市長26人の参加を得て、第9回会議を開催した。 「地域主権改革」に関しては、小川淳也総務大臣政務官(当時)から地域主権戦略大綱、地域主権改革3法案、地方自治法の抜本見直しなどについて最新の動きが説明された。その後、自治体の自由度の拡大、一括交付金のあり方、大都市制度のあり方などがそれぞれの市長から議論された。 次に、「効率的な行政運営」に関しては、限られた行政資源を効果的に利用する視点から、人事評価制度の活用、指定管理者制度の導入、地域医療に対する市の責任などについて、それぞれの市長の考えが披露され、意見交換が行われた。
このブックレットは、その際の問題提起および質疑応答・意見交換の内容を取りまとめたものである。
1.趣意説明
高野・豊島区長
2.地域主権改革
(1)進行 倉田・池田市長
(2)問題提起
小川・総務大臣政務官(当時) 地域主権戦略大綱の概要について、地域主権改革関連3法案の概要、地方自治法の抜本見直しと地方政府基本法に向けた取組み等
(3)意見交換
自治体の自由度の拡大、地方自治法の抜本見直しの進め方、一括交付金の対象範囲、国会と地方議会の議員定数等
(4)まとめ 倉田・池田市長
3.効率的な行政運営
(1)進行 高野・豊島区長
(2)問題提起 綾・坂出市長
職員のモチベーションを高める、市民は顧客、職員は資産、コンシェルジュサービスの成果等
(3)問題提起 古川・多治見市長
多治見市の地域医療政策の足跡、指定管理者制度への移行、新市民病院の建設等
(4)問題提起 野平・銚子市長
常勤医師の急激な減少、財源不足、香取海匝圏域の現状等 (5)意見交換 職員のモチベーションを高める、市民の意識喚起、住民のニーズの把握、議会と市民の責任等
(6)まとめ 高野・豊島区長